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2012年01月14日

地震工学・防災チーム

環境学研究科

名古屋大学

安全安心ネット


福和伸夫 (Nobuo FUKUWA)

名古屋大学減災連携研究センター 教授
大学院 環境学研究科 都市環境学専攻建築学系(兼務)
〒464-8601名古屋市千種区不老町 
fukuwa@sharaku.nuac.nagoya-u.ac.jp 
Phone: +81-52-789-3757 FAX: +81-52-789-3768


 1ページにまとめた略歴書

 学歴等

名古屋大学工学部建築学科・1979年
名古屋大学大学院工学研究科建築学専攻博士課程前期課程・1981年

 職歴等

1981.4 清水建設(株)
1991.4 名古屋大学工学部助教授(建築学科)
1997.4 名古屋大学先端技術共同研究センター教授 (環境・生命工学プロジェクト分野)
2001.4 名古屋大学大学院環境学研究科教授 (都市環境学専攻 環境安全マネジメント講座)
2009.4 名古屋大学大学院環境学研究科副研究科長(〜2011.3)
2010.12 名古屋大学減災連携研究センター教授を兼務
2012.1 名古屋大学減災連携研究センター長、環境学研究科を兼務

 賞罰等

2003年日本建築学会賞(論文) 構造物と地盤の振動現象の解明と都市地震防災への活用に関する研究
2007年科学技術分野の文部科学大臣表彰科学技術賞(理解増進部門) 体感型振動実験教材を用いた耐震化の理解増進と防災普及啓発
2007年グッドデザイン賞新領域デザイン部門 触れて学ぶ耐震実験教材「ぶるる」
2008年日本建築学会教育賞 耐震化推進と耐震教育改善のための教材開発と啓発・教育活動の実践
2008年地域安全学会技術賞 住民の地震対策を誘導する教材の開発と啓発・育成活動の実践
2009年日本災害情報学会廣井賞 マスメディアと研究者のための地震災害に関する懇話会
2009年日本耐震グランプリ 愛知建築地震災害軽減システム研究協議会

 専門分野 : 建築耐震工学、地震工学、地域防災

  • 理論解析・実験・観測に基づく構造物−地盤系の振動特性と建築物の耐震性能把握に関する研究
  • 都市の地震防災や災害情報・地域協働・啓発育成に関する実践的研究
  • 堆積平野の震動性状・地盤構造同定と強震動予測に関する研究
  • 建築物の免震・制振(震)技術に関する研究
  • 交通振動・工事振動などの環境振動問題と住宅の耐震性・振動居住性に関する研究

 教育活動

    耐震工学(3年) 総合防災論II(M1) 地震工学(M1)

 3つの立場の研究:「ヒト」「コト」「モノ」作り(要約

安全・安心な国・地域を実現するために災害軽減と環境保全についての研究を行っている。これらは真理探究と問題解決を平行して実施すべき課題であり、真理探究のための「コト」を明らかにする研究、問題解決のための「モノ」作りのシステム化に加え、防災意識啓発や技術者教育などの「ヒト」作りが必要となる。


1. コト:強震時の都市−建築物−地盤系の挙動解明と環境振動に関する研究
地震災害に対する都市環境の安全性を確保するには、都市が立地する堆積平野の地震時挙動を明らかにすると共に、建築物の地震応答性状と耐震性能を解明することによって、的確な耐震技術を構築したり、都市の防災施策を立案することが必要となる。そこで、濃尾平野に立地する中京圏を対象に、堆積平野の地下構造の解明、強震動の予測、地震被害の予測を行うと共に、理論・実験・観測に基づいた建築物−地盤系の地震時挙動の解明、建築物の免震・制震技術の開発、構造物−地盤系の振動解析方法の開発などに関して一連の研究を実施してきている。また、都市の振動環境の改善のため、交通振動や工事振動の発生メカニズムの解明と振動問題解決法に関する研究も併せて実施してきた。これにより、安全で快適な都市環境デザインの基礎を作っている。

2. モノ:都市の地震防災や災害情報に関するシステム化研究と防災教材作り
地震防災に係わる膨大な知識・データを活用し都市防災力を向上させるため、都市防災GIS、地盤データ活用GIS、リアルタイム地震防災システム、環境モニタリングシステムなどの一連の災害情報システムを開発してきた。双方向災害情報システム「安震システム」、小中学校の防災・環境拠点化を図った「安心ステーション」、防災教育の改善のために開発した携帯型振動台・模型「ぶるる」などが具体的事例である。

3. ヒト:地域協働による防災力向上に関する人作りと地域ネットワーク構築の試み
地域防災力の両輪は、地域の防災技術力と市民の防災意識であり、技術力向上のための専門家の協働や、市民の意識啓発のための仕組み作りが重要になる。そこで、様々な対象に対して、対象別に研究会・交流会を主宰している。