東山キャンパス
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概要        

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●はじめに

名古屋大学強震観測Webは,名古屋大学東山キャンパス内で行っている複数の中低層建物の強震観測に関してまとめたものです。

建物での強震観測は,建物そのもののデータ,地盤データ,観測機器,得られた地震記録という具合に様々な要素が含まれます。地震記録を有効に活用するためには,これらを一連のデータを整理し,公開する必要がある。しかし,通常,建物の強震観測の主体は民間が行っているため,これを行うことはなかなか難しいのが現状である。

そこで本サイトでは,同様の試みを民間の建物を対象として行う場合に,どの程度のデータを最低限公開する必要があるか等を検討するための判断材料となりうるよう,できる限りのデータをデータベース化し,公開を試みている。今後,他の公的機関や民間の観測機関においても,建物の強震観測事例や観測記録のデータベース化とデータ公開が促進されることが期待される。

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●名古屋大学強震観測Webを構築した背景

こちらをご覧下さい

●強震観測の概要

名古屋大学では兵庫県南部地震を機に,震災対策及び周辺の工事・交通振動に対する振動対策のために,1996年にキャンパス内の建物・地盤・精密機器に地震観測ネット(EMA:強震観測・早期被害予測システムおよび振動台実験システム,MoVIC:環境振動モニタリングシステム)が整備されている。

 

last update 2003.5.8