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家具転倒実験動画集

作成:名古屋大学福和研究室 協力:旭化成ホームズ
(C) 2006 Nagoya University Fukuwa Lab. All rights reserved.

家具転倒による被害

内部被害による怪我の原因兵庫県南部地震における震度7の地域では、全半壊をまぬがれた住宅のうち、全体の約6割の部屋で家具が転倒し部屋全体に散乱したというデータがあります。これが原因で建物はそれほど被害が無いにもかかわらず多くの方が逃げ遅れたり怪我をしたりしました。

左の図は、兵庫県南部地震にて、建物はあまり被害を受けなかったにもかかわらず怪我(内部被害)をした人の原因別の割合です。これによると、建物の転倒落下が5割弱で一番多く、ついでガラスの飛散によるものが3割弱を占めています。これらから家具転倒防止対策の大切さがわかります。

グラフは、日本建築学会 「阪神淡路大震災住宅内部被害調査報告書」 より

 

あなたの家具転倒防止対策、それで十分ですか?

現在、様々な家具固定グッズが開発され実際に使われています。しかし、その使い方やちょっとした固定方法の違いによっては気休め程度の効果しか発揮できない例もあることはご存知でしょうか?

当研究グループでは、家具固定の効果の違いを明らかにするために、実際に様々な条件・方法で家具を固定して、振動台にて実験を行いました。その結果を映像つきでこのホームページにまとめましたので、ご覧ください。