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『紙ぶるるを使った授業』
運営団体 愛知県立岡崎東高等学校  岩月迅美 先生
対象人数 高校三年生 総合学習の時間
活動日 平成18年 1月30日 他
内容
  • 高校三年生の総合学習の時間にて 理科「環境」というテーマの下、
    「紙ぶるる」の作成と実験を行いました。

  • 行った実験メニューは以下のとおりです。
  1. 重たい屋根と筋交いなしで、一番大きく揺らしたとき、5秒で何回揺れるか?
  2. 重たい屋根だけをつけて一番大きく揺らしたとき、5秒で揺れる回数は実験①に比べてどう なるか?
  3. 1階と2階に筋交いをかみ合わせて入れると、揺れに対する強さはどうなるか?
  4. 1階は筋交いを取る。筋交いが2階だけで振動させると、揺れに対する強さはどうなるか?
  5. 実験③で筋交いのかみ合わせを取ると、揺れに対する強さはどうなるか?
  • 生徒らが能動的に実験を行えるように、実験メニューが記されたプリントを用意し、さらに実験の結果や考察もそこに書いてもらい授業を進めた。
    (実験プリントはコチラ)pdf形式
所感
  • 今回は両面テープを用いず、スティックのりで接着させました。これは失敗です。
    なかなか乾かず、揺らすと剥がれて壊れたり、壊れないようにおっかなびっく
    り揺すったりということになりました。故に実験①と②で結果がバラバラになってしまいました。絶対に両面テープがいいです。

  • 実験①と②は、時間を計測する者と揺れる回数を測定する者とがペアをつく
    る必要があります。

  • 「一番大きく揺らしたとき」の状態が分からないようです。前で模範を示し
    ましたが、コツのつかめない生徒が何人かいました。これも、実験①と②で結
    果がバラバラになった原因です。

  • 「作って、実験、レポートまとめ」を1時限分(50分)で考えましたが、
    やりきれない生徒が続出したクラスがありました。

  • 重たい屋根は、クリップなどをつけ、少し質量を大きくした方が屋根のない
    ときとの違いがはっきり出て、生徒には分かりやすいようです。(別の機会に
    グリップ付の屋根でやって見せたら、いい反応でした。)