動くハザードマップ

 動くハザードマップは、BiCURI で培った背景画像と揺れの同期制御技術を基に、WebGIS や建物応答解析プログラム、可搬型プロジェクターなどと組み合わせる事で実現した、いわばバーチャル振動台システムです。前面・側面・床面の映像3 面に対してそれぞれ、スクリーンとプロジェクター、映像制御用のPC を1 台ずつ用います。3 台のPC はLAN で接続されており、そのうち前面映像を担当するPC がメインとなって、残り2 台のPC を同期制御します。利用者はこの3 面に囲まれる状態で立ち、3 面それぞれに投影された揺れの映像を見ることで、あたかも自分が揺れを体験しているようなリアリティを得ることが出来ます。

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